Linux Bean16.04(32bit)のインストール
linuxBean の作者の方は、熊本地震の影響をうけてしまい、現在開発が中断されています。 「ライブCDの部屋」さんがlinuxBean 16.04 という形でバージョンアップして公開しています。
linuxBean の作者の方が被災から復帰するまでの繋ぎのバージョンとして、 「ライブCDの部屋」さんにてバージョンアップしての公開という事のようです。
今回は、当サイトにおいてもlinuxBean の作者の方の被災からの速やかな復帰を祈り、 応援する意図にて公開させて頂く事に至りました。
LinuxBean ( リナックス ビーン ) は32ビツト CPU 用の OS として、 デスクトップ環境をLXDEを採用しており軽量・高速ディストリビューションで、 ほとんどのパソコンで軽快な操作が可能なはずです。
作者が日本人なので、最初から日本語対応になっています。
Ubuntuベースの日本製のOSと言えます。
Page Menu
Linux Bean(16.04-32bit).isoファイルのダウンロード
Linux Bean(16.04-32bit)のインストール
Linux Bean(16.04-32bit)の「設定ウィザード」
Linux Beanの最適なサーバーの設定
Linux Beanの手動アップデート
Linux Beanのスタートメニュー
Linux Bean ソフトウェアセンター
WineでWindowsのアプリケーションを利用
Linux Beanのプリンターの設定(USB接続)
Linux Bean(16.04-32bit).isoファイルのダウンロード
まず、下記の「DownLoad」より「linuxBean.isoファイル」をダウンロードします。
linuxBean16.04は、Ubuntu16.04LTS版をベースとしているために、2021年4月までのサポート期間(=利用可能)となります。
linuxBean16.04のLIVE-DVDの作成方法は、一般のUbuntuと同じ方法です。
LIVE-DVDの作成方法は、こちらを参考にしてください。
Ubuntuの種類 | デスクトップ環境 | ダウンロード |
---|---|---|
Linux Bean 16.04 32bit | LXDE | DownLoad |
公開サイトからlinuxbean-16.04~.isoの文字をクリックして、 Linux Bean16.04(32bitのみ).isoファイルをダウンロードします。
Linux Bean(16.04-32bit)のインストール
インターネットに繋がった状態にしておきます。
ISOファイルを焼いたLiveDVDをPCに挿入します。 ディスクを確認してPCを再起動します。(この時、BIOSの設定でBoot順位をCD/DVDを最優先にしておきます。) その後、ディスクの回転音を経て下の画面が表示されます。
下の画面が表示されたら、そのまま数秒待つか「Enterキー」を押します。
下の画面が表示されたら、右下の「OK」をクリックします。
下の画面が表示されたら、左側のランチャーの下の方の「端末」のアイコンをクリックします。
「端末」が起動したら、下記のコマンドを入力して「Enter」キーを押します。
$ ubiquity gtk_ui --automatic
下の画面が表示されたら、「日本語」を確認して右下の「続ける」をクリックします。
下の画面が表示されたら、「ディスク(既存のOS)を削除してlinuxBeanをインストール」をクリックします。
下の画面が表示されたら、右下の「続ける」をクリックします。
下の画面が表示されたら、”どこに住んでますか?”→「Tokyo」を確認して、 右下の「続ける」をクリックします。
下の画面が表示されたら、キーボードレイアウトが日本語であることを確認して、 右下の「続ける」をクリックします。
下の画面が表示されたら、”あなたの(任意の)名前”と”(任意の)パスワード”を入力(「空白=半角」>NG)して、 ここで自動ログインにする場合は、左側を「チェック」します。 (*起動時間や手間を減らしたい場合、自動ログインを推奨します。)
各項目の入力とログイン方法を選択後、バックグラウンドでの「ファイルのコピー」が終了している事を確認します。
右下の「続ける」をクリックして「インストール」の開始です。
初期インストールの開始です。
下の画面が表示されたら、「今すぐ再起動」をクリックします。
再起動時にLIVE-DVDがROMディスクから自動で取り出しになるので、LIVE-DVDを抜いて「Enterキー」を押します。
Linux Bean(16.04-32bit)の「設定ウィザード」
再起動後、自動で下の画面が表示されない場合は、デスクトップの「linuxbean設定ウィザード」のアイコンをクリックします。
この設定画面で、必要と思われるアプリケーションの左側にチェックを入れます。
設定画面の下の方も全部確認して、アプリケーションの左側にチェックを入れます。
下の画面が表示されたら、「OK」をクリックします。
下の画面が表示されたら、初期インストール時に設定した「パスワード」を入力して「Enter」キーを押します。
(*この時「パスワード」は、表示されません。)
「端末」の末尾が、[Y/n]と表示されたら「y」と入力して「Enter」キーを押します。
下の画面が表示されたら、「インプットメソットの設定」なので右下の「OK」をクリックします。
下の画面が表示されたら、右下の「Yes」をクリックします。
下の画面が表示されたら、「fcitx」の左側にチェックを入れて右下の「OK」をクリックします。
下の画面が表示されたら、「インプットメソットの設定」の確認画面なので右下の「OK」をクリックします。
下の画面が表示されたら、「Enter」キーを押します。
「端末」の末尾が、[Y/n]と表示されたら「y」と入力して「Enter」キーを押します。
以後、「端末」の末尾が、[Y/n]と表示されたら「y」と入力して「Enter」キーを押すという繰り返しの作業となります。
下の画面が表示されたら、「Enterキー」を押します。
下の画面が表示されたら、「設定ウィザード」の終了の画面なので、画面を閉じます。(*右上Xマークをクリックします。)
次にパソコンを「再起動」するために、下部タスクバー左端のスタートボタンをクリックして「ログアウト」をクリックします。
下の画面が表示されたら、「再起動」をクリックします。
「linuxBean設定ウィザード」でDropboxを設定した場合は、再起動後Dropboxの設定画面が自動的に起動するので、 Dropboxの設定メールアドレスとDropboxの設定パスワードを入力して、Dropboxに「サインイン」して、設定終了です。
*当サイトは、営利目的では御座いませんので、リンク先での購入に関しては購入元にお問い合わせ願います!
Linux Beanの最適なサーバーの設定
Linux Beanの「最適なサーバーの設定」をする場合、
下部タスクバー左端のスタートボタンをクリック
「設定」をクリック
「ソフトウェアソース」をクリックします。
設定画面が表示されたら、
ダウンロード先の行の右端の「▼」をクリックします。
次に、「その他」をクリックします。
次に、「最適なサーバーを探す」をクリックします。
「ダウンロードサーバーのテスト」が開始されます。
次に、「サーバーの選択」をクリックします。
次に、右下の「閉じる」をクリックします。
下の画面が表示されたら、「再読込」をクリックします。
キャッシュが更新されます。
次は、アップデート作業をする必要があります。
Linux Beanの手動アップデート
Linux Beanの「手動アップデート」をする場合、
下部タスクバー左端のスタートボタンをクリック
「設定」をクリック
「ソフトウェアの更新」をクリックします。
アップデートの確認が開始されます。
下の画面が表示されたら、「今すぐインストールする」をクリックします。
下の画面が表示されたら、パスワードを入力して右下の「認証する」をクリックします。
下の画面が表示されたら、「今すぐ再起動」をクリックして再起動後アップデートが採用されます。
Linux Beanのスタートメニュー
Linux Beanのスタートメニューを説明します。
最初に下部タスクバー左端のスタートボタンをクリックします。(共通)
スタートボタン>Wine(*Windowsの定番ソフトが使用できます。)
スタートボタン>その他
スタートボタン>アクセサリー
スタートボタン>インターネット(標準:Pale Moon 追加可能:Firefox)
スタートボタン>オフィス
スタートボタン>グラフィックス
スタートボタン>ゲーム
スタートボタン>サウンドとビデオ
スタートボタン>システムツール
スタートボタン>プログラミング
スタートボタン>教育・数量
スタートボタン>設定
「実行」と「ログアウト」は、スタートボタンをクリック
スタートボタン>実行
スタートボタン>ログアウト>シャットダウン・再起動・ログアウト等
Linux Bean ソフトウェアセンター
ここでは、Linux Beanのソフトウェアセンターで、アプリケーション(「VLCプレーヤー」)のインストールの方法を説明します。
まず、「スタートボタン」>「設定」>「Ubuntuソフトウェアセンター」の順番でクリックします。
次に、右上の検索欄に、目的のアプリケーション名(「VLC」)を入力します。
次に、目的のアプリケーション(「VLCプレーヤー」)をクリックします。
次に、「インストール」をクリックします。
次の画面で、「パスワード」を入力して右下の「認証する」をクリックします。
「インストール」の文字が、「削除」に変わればインストール終了です。
「スタートボタン」>「サウンドとビデオ」>「VLCプレーヤー」を順番にクリックするとアプリケーションが起動します。
以上でアプリケーション(「VLCプレーヤー」)の導入終了です。
WineでWindowsのアプリケーションを利用
ここでは、LinuxBeanのWineでWindowsのアプリケーションを利用する方法を説明します。
まず、「スタートボタン」>「インターネット」>「Firefoxウェブブラウザ」を順番にクリックします。
目的のWindowsのアプリケーション(Terapad)を、ローカルサイトからダウンロードします。
デスクトップの「ドキュメント」>「ホームフォルダ」>「ダウンロード」を順番にクリックして、
ダウンロードした「-.exeファイル」を右クリックして、
「linuxBean Wine プログラムの実行」をクリックします。
インストール画面が起動したら、「次に」をクリックします。
次の画面で、「次に」をクリックします。
次の画面で、「次に」をクリックします。
次の画面で、「はい」をクリックします。
次の画面で、「次に」をクリックします。
目的のWindowsのアプリケーション(Terapad)が起動して、インストール終了です。
次回からは、デスクトップのアイコンをクリックして起動できます。
削除する場合
Windowsのアプリケーション(Terapad)を削除する場合、
「スタートボタン」>「Wine」>「Wine プログラムの追加と削除」を順番にクリックします。
最初に、Windowsのアプリケーション(Terapad)をクリックして、
次に、「変更と削除」をクリックして、案内に従うと削除できます。
Linux Beanのプリンターの設定(USB接続)
ここでは、linuxBean16.04のプリンターのUSB接続の設定について説明します。
あらかじめ、パソコンとプリンターの電源をONにして、USBケーブルで接続してください。
最初に、「端末」で「/var/spool/lpd」のディレクトリーを作成します。
下記のコマンドで作成できます。
$ sudo mkdir /var/spool/lpd
パスワード入力: (非表示)
$
Firefoxウェブブラウザで、ローカルサイトからプリンタードライバーをダウンロードします。
デスクトップの「ドキュメント」アイコン>「ホームフォルダ」>「ダウンロード」を順番にクリックして、
次に、ダウンロードしたファイルを右クリックして、「ここにファイルを展開する」をクリックします。
次に、展開された「-.deb」ファイルをクリックします。
次に、「packages」をクリックします。
次に、linuxBeanは、32bitなので、
「-.i386.deb」ファイル(「cnijfilter2_5.20-1_i386.deb」)を右クリックして、
「GDebiパッケージインストーラー」をクリックします。
*そのままダブルクリックでもかまいません。
パッケージインストーラーが起動したなら、「パッケージをインストール」をクリックします。
次の画面で、「パスワード」を入力して右下の「OK」をクリックします。
「インストール」の文字が、「パッケージの再インストール」と「パッケージの削除」に変わればインストール終了です。
次に、「スタートボタン」>「設定」>「プリンター」>「追加」を順番にクリックします。
以上でプリンターの接続が完了です。