Ubuntu freak

Ubuntuの操作と設定の解説

Linuxは、主要な機能を提供する1つのソフトウェア

 Linuxは、Windowsのようにパソコンを動作させるためのOSではありません。 OSの主要な機能を提供する1つの「ソフトウェア」です。

 このLinuxと、「様々なソフトウェア」を組み合わせる事により、OSとしてのLinuxが作られます。

「様々なソフトウェア」

Linuxは、「オープンソース」

 Linuxは、プログラムのソースコードが公開された「オープンソース」であり、無料です。

 無料であり、組み合わせの選択肢の幅が広いため、多くの団体や企業がポリシーに合ったOSを開発して、一般に配布しています。

 「配布」=「ディストリビュート」という意味から、OSとしてのLinuxを「ディストリビューション」といい、 配布している団体や企業を「ディストリビュータ」と呼びます。

「ディストリビューション」

Ubuntuとは?

最新版 Ubuntu 11.10   Oneirick Ocelot 2011.10.13

次期版 Ubuntu 12.04LTS Precise Pangolin2012.04.26(予定)

 Ubuntuとは、Debian GNU/LinuxをベースとしたLinuxディストリビューションの一つである。

 Ubuntuの開発目標は、平均的な利用者にも使いやすい最新かつ安定したオペレーティングシステムを提供することであり、 DELLが自社製品に採用するなどの実績がある。 デスクトップ環境は、長い間「GNOME パネル」が標準であったが、Ubuntu 「11.04」 および 「11.10」 において色々と変化した。

 現在のデスクトップ環境は、「Unity」であり 「Ubuntu 11.04」からはデフォルトが「Unity」に置き換えられ、 GNOMEパネルの代わりとなった。Unityではデスクトップの左端にお気に入りの「アプリケーション」のサイドバー(Dock)が取り入れられ、 これまでの「GNOMEパネル」の下部パネルが取り外された。

 また、これまでの上部パネルの通知領域が残されているのに対し、 左端にあった「アプリケーション」「場所」「システム」の項目がUbuntuのロゴ1つに置き替えられた。 これをクリックするとインストールされたアプリケーション、インストールできるアプリケーションが検索できる。

 ただ、低スペックなパソコンや認識が難しいハードウエアのパソコンの場合、自動的に「Unity 2D」モードで起動する可能性がある。 「Unity」 は OpenGL が必要であり、OpenGL が使えない環境向けに、「11.04」 からは「 Unity 2D」 が含まれている。

 「Unity 2D」は、Compizのプラグインである「Unity」とは違い、独立したアプリケーションとして動作する。

 「Unity 2D」はQtフレームワークを用いて作られている。「Unity」は初期状態では「Metacity」で動作するようになっているが、 CompizやKWinといったウィンドウマネージャ上でも動作する。

 「Unity 2D」は「11.04」では追加可能なパッケージとして提供されていたが、 「11.10」からは「11.04」の「GNOMEクラシック」に代わり、 「Unity 3D」が動作しないハードウェア環境のユーザー向けのデフォルトの「デスクトップ環境」として提供されている。

 パッケージには 「KDE」,「 Xfce」,「 LXDE」,「 GNOME Shell」が含まれており、 これらをデフォルトにした、「Kubuntu」,「 Xubuntu」,「 Lubuntu」 が配布されている。 「GNOME Shell」をデフォルトにしたUbuntuのディストリビューションは配布されていない。

世間の評価

 2004年のリリース以来、Ubuntuの人気は着実に高まっている。 現在、Distrowatch.comのランキングで数年連続で1位を維持しているLinuxディストリビューションである。

 この人気はGoogle検索において、2004年以来の"Ubuntu"の検索回数増加と、 同じ期間の"Fedora"、"Debian"、"SUSE"などの他の主要なデスクトップ向けLinuxディストリビューションに、 関連する語の検索回数減少もしくは高原状態を見比べることによって裏付けられる指標の一つと言える。

 DesktopLinux.comにおける2007年に実施され3万8500人の回答者がいた調査では、 Ubuntuは回答者の30.3パーセントが使用しており、 Linuxによるデスクトップ環境としては最も人気なディストリビューションであった。

 2005年にロンドンで開催されたLinuxWorld Conference & Expoでは"Reader Award for best Linux distribution (読者によるLinuxディストリビューション大賞)"を受賞した。 紙媒体の、そしてオンラインのメディアにも好評で、多くの批評家が、Ubuntuが成功した重要な点として、 巨大なコミュニティを形成したことをあげている。

 マーク・シャトルワースは、2006年の末までに少なくとも800万人のUbuntuユーザが居ると述べている。

 Canonical の Chris Kenyon によると、2010年4月時点で1200万を超えるユーザーがいるだろうと述べている。

 サーバー版に関しても、WikipediaをホスティングするWikimedia財団が採用するなど、個人のみならず大規模な採用事例も増えている。

 世界的には2005年末から2006年にかけて「Ubuntu」がGoogle Trendsの順位で「Fedora」を抜き一位になったが、 日本では決してポピュラーなディストリビューションだとは言い切れない面もあった。 しかし、その状況にも徐々に変化が生まれ、日本では2007年から2008年の間にGoogle Trendsで一位となった。

 特に、2008年9月5日、DELLが発表したミニノートPC「Inspiron Mini 9」では、OSにUbuntuを選択できるようになっている。 OSにLinuxが選択可能になるのは珍しく、注目を集めている。

 さらに、2009年8月27日にシャープが発表したスマートブック「NetWalker」には、「Ubuntu 9.04」がプリインストールされている。

 日本では主に、北海道夕張市や大阪府箕面市が、Ubuntu及びその派生ディストリビューションの導入を進めている。 

Ubuntuのバージョンアップ

 Ubuntuのバージョンアップは、半年に1度>4月と10月にグレードアップします。

 Ubuntuのバージョンアップを重ねるたびに、初心者には苦手とされる「コマンド操作」が少なくなり、 使いやすさがWindowsに近づいてきて、初心者にも抵抗なく利用できるようになっています。

リリース

バージョン コードネーム リリース日
Ubuntu4.10 Warty Warthog Sounder2004.10.20
Ubuntu5.04 Hoary Hedgehog Array 2005.4.8
Ubuntu5.10 Breezy Badger Colony 2005.10.13
Ubuntu6.06LTS Dapper Drake Flight 2006.6.1
Ubuntu6.10 Edgy Eft Knot 2006.10.26
Ubuntu7.04 Feisty Fawn Herd 2007.4.19
Ubuntu7.10 Gutsy Gibbon Tribe 2007.10.18
Ubuntu8.04LTS Hardy Heron 2008.4.24
Ubuntu8.10 Intrepid Ibex 2008.10.30
Ubuntu9.04 Jaunty Jackalope 2009.4.23
Ubuntu9.10 Karmic Koala 2009.10.29
Ubuntu10.04LTSLucid Lynx 2010.4.29
Ubuntu10.10 Maverick Meekat 2010.10.10
Ubuntu11.04 Natty Narwhal 2011.4.28
Ubuntu11.10 Oneirick Ocelot 2011.10.13(最新版)
Ubuntu12.04LTSPrecise Pangolin 2012.4.26(予定)